あなたは、『片づけ=捨てる』だと思いますか?
片づけの話をするとき、多くの人は「私、捨てられないのよね…」とか、「捨てればいいとは思うんだけど…」と、いつの間にか、片づけの話が捨てる話になっていることは多いです。
でも、片づけと捨てることって、決してイコールではないんですよね。
片づけブームの始まり
片づけブームの始まりは何かと調べてみたら、2000年に発売された「捨てる!」技術という本ではないかと言われているようです。

その後、やましたひでこさんの断捨離がブームとなり、2010年には流行語にもなりました。
断捨離という言葉は、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用しているそうです。
そして、ここ数年は、物を最小限に減らして暮らすミニマリストが注目されるようになりました。
ミニマリストとは、必要最小限のという意味の『ミニマルの物で暮らす人』という意味ですね。
物への執着を断ち不要な物を捨てる、必要最小限の物しか持たない、という考え方。
この流れを見ていると、やっぱり『片づけ=捨てる』という感じですよね。
特に、断捨離のインパクトは強いですし、そのイメージはストイックな感じさえします。
そのため、「捨てなくてはいけない!」という思いが根強いのかもしれません。
物の量もバランスです
でも、私は、こう思うのです。
『片付け=自分らしい暮らしをつくること』
本来は、誰かが良いと言う物の量にすることでも、誰かの暮らしと同じにすることでもないはずなんです。
物が多いか少ないかが重要なのではなく
- 自分が管理できる物の量
- 自分が心地よい物の量
それは、やっぱり自分にちょうどいいバランスなのではないかと思うんです。
あなたにとって、ちょうどいい量はどのくらいですか?
物が多いと思うのはなぜ?
雑誌に載っている素敵な部屋と比べてみてもダメですよ、それは、あなたではなく、他の人の暮らし。
あなたの暮らしにとってちょうどいい物の量を考えてみませんか?
片づけは、そこから始まると思うのです。
あなたにとってちょうどいいバランスを見つけるためのヒントをお伝えしています。
空間と心の片づけで、小さな幸せを感じられる笑顔の日々でありますように。
マスターライフオーガナイザー&コーチ 藤原浩子
