片づけは、決して人生の目的ではありません。
片づけは、自分の叶えたい未来をつくるための手段です。
だからこそ、「あなたが願うのは、どんな未来ですか?」と質問します。
けれど、その未来を明確に描ける人は、なかなかいないと思います。
小さな未来から見てみましょう
未来を考えるとき、「ちゃんとした未来を考えないといけない」と思うかもしれません。
今よりも素晴らしい、ワクワクするような素敵な未来。
でも、それは、本当に自分の理想なのでしょうか。
たとえば…
今、何かやりたいことがあり、その目標を叶えている未来は、描きやすいですね。
今、素敵な人がいて、その人と家庭を築くという未来は、とてもわかりやすいです。
けれど、本当に叶えたい未来は、そんなに明確でなくてもいいのかもしれません。
自分の時間が持てるようになる。
家族みんなが笑顔で日々を暮らしている。
友達や彼を家に招いてワイワイ騒いでいる。
今よりも、少しだけワクワクする未来。
「では、そのためには、何をしたらいいのか…」
それを考えるだけで未来に近づいていくと思いませんか。
大きな夢が描けなくても、素晴らしい未来が見えなくても
今より少しだけ笑顔が増えるような、そんな未来を想像しませんか?
好きだったことにヒントがある
私は、50歳を迎えた時、自分の歩みたい道が見えなくなって苦しんだ時期がありました。
まだまだ自分にもできることはあるんじゃないか、何か夢中になれるものを見つけたい。
人の役に立つ、自分が生きている意味を見つけられるようなものはないだろうか…。
そんな風に考えても、なかなか見つかりません。
そんなある日、昔からやっていた気分転換の方法、引き出しの中の整理をしてスッキリ。
そして、「これ、何か役に立たないかしら」と調べ始めて、たどり着いたのが片づけの仕事。
ライフオーガナイザー®として活動するようになり、子供のころから住宅の図面を見るのが好きだったことを思い出しました。
中学校の家庭科の時間に、理想の家の間取りを書いたんのですが、これが自分的には素晴らしい出来で大満足だったことは、今も記憶にあります。
どんな間取りだったかは忘れてしまいましたが、あの図面、残しておけばよかったなぁ。
思えば、そんな頃の『好き』から、今が繋がっているのだと思います。
あなたの好きは、なんですか?
それが、これからの未来に繋がっていくかもしれません。
なんだか自分の歩む未来がわからなくなったら、子供の頃の『好き』を思い出してみてくださいね。
あなたにとってちょうどいいバランスを見つけるためのヒントをお伝えしています。
空間と心の片づけで、小さな幸せを感じられる笑顔の日々でありますように。
マスターライフオーガナイザー&コーチ 藤原浩子
